ハンガリーより、コンテンポラリー感とポップさを併せ持つ
ジャズ・ボーカルの新星 Julia Karosi ユリア・カロシ
12月12日、ミニ・アルバムと1stフル・アルバム2枚同時リリース!

優秀なジャズ・ミュージシャンの宝庫といえるハンガリーより、才能溢れる新人ジャズ・ボーカリスト、ユリア・カロシが本邦初登場。2枚のアルバムを引っさげ日本デビューを果たします。ユリアは、大学で博士号(哲学)を取得するほどの才女でありながらジャズへの興味を断ち切れず、卒業後にフランツ・リスト音楽大学で本格的にジャズを学んだという努力家。ハンガリー国内は勿論、ポーランドやフランスのジャズ・コンテストで実力を示し、今、俄然注目を集めているアーティストです。『Stroller of the City Streets』は全曲彼女の作詞作曲という力作で、ボーカルのみならず、カルテットによる緻密なアレンジとインプロヴィゼーション、そして非常にクオリティの高いレコーディングにより、デビュー・アルバムにして既に確固たるオリジナリティを築いていることに驚かされます。ミニ・アルバム『You Stepped Out of a Dream』はジャズ・スタンダードとビョークのカヴァーを含む4曲が収録されたセルフ・イントロダクション的な作品。ユリアのボーカルの魅力がギュッと詰まったアルバムです。近年では、エスペランサ・スポルディングに代表されるインテリジェンスな女性ジャズ・アーティストが注目されていますが、ユリアもその系譜に属する実力と才能を併せ持つ大きな可能性を秘めたアーティストと言えるでしょう。

◆プロフィール Julia Karosi ユリア・カロシ
ハンガリーで有名なオペラ歌手の母親とコンサート・オルガン奏者の兄弟を持つ音楽一家に生まれたユリア・カロシは、6歳になるとピアノとバイオリンを、小学生になると聖歌隊にも参加し、音楽への興味を深めていきます。彼女は成長するにつれ作詞、作曲も手掛けるようになると同時に、舞台俳優としてのレッスンも受けています。大学で哲学を専攻した後、ジャズへの興味が高まりハンガリーの名門音楽大学であるフランツ・リスト音楽大学に入学し本格的に勉強を始めました。2009年に自身のカルテットを結成したユリアは、ポーランドやフランスなどのジャズ・コンテストで数々の賞を受賞するようになり、注目を集めます。2011年に音楽大学を卒業するとジャズ・スタンダードとビョークのカヴァーを含む4曲入りミニ・アルバム『You Stepped Out of a Dream』をレコーディング。2012年にはコンテンポラリー・ジャズ・アルバム『Stroller of the City Streets』を完成させました。非常に完成度の高いこのアルバムは全曲ユリアの作詞作曲であり、新人離れしたその才能を存分に発揮しています。

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